アクリルは
3大合成繊維のひとつ

アクリルは、石油から取れる「アクリロニトリル」を原料とする合成繊維。ポリエステル、ナイロンと並ぶ3大合成繊維のひとつとされていて、他の素材と混紡して使われることも多くあります。
その扱いやすさから、衣服はもちろん手袋などのファッション小物をはじめ、毛布やカーペットといったインテリア用品からぬいぐるみまで、私たちの身の回りのいろいろな製品の素材として重宝されています。
アクリル生地の
5つの特徴
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ふんわり柔らかな肌ざわりで
シワになりにくいアクリルは繊維に弾力性があるためシワになりにくい生地です。ボリュームがあるぶん柔らかく、ふんわり心地よい着心地になります。
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保温性に優れているから
冬もの衣類に最適ウールと同じように、アクリルは繊維の内部に空気をたくさん含むことができるため、保温性に優れた素材のひとつと言えます。
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吸水性が高くない半面
シミがつきにくいメリットも吸水性が高くない=汗を吸収しにくくベタつくイメージですが、「シミや汚れが染みこみにくい」というメリットがあるとも言えます。
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染色しやすいから
カラーバリエーションが豊富合成繊維のなかでも特に染色性に優れるアクリル。発色も良く、退色性にも優れているため、日焼けや色落ちの心配が少ない生地です。
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総合的な耐久性は高いものの
摩擦には弱い日焼けや色落ちに耐性をもち、カビ・虫食いなどの心配もない丈夫な素材ですが、摩擦には弱いため毛玉ができやすい場合があります。
ウール生地との
3つのちがい
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吸水性が高いウールのほうが
汗をかくシーンでより快適に過ごせるアクリルと比べてウールは吸水性に優れているため、よく汗を吸ってくれます。
暖房の効いた部屋など汗をかきやすい場面で快適に過ごすならウールがオススメ。 -
日常づかいの衣服・肌着には
耐久性の高いアクリル天然素材であるウールはカビや虫食いに弱いため、日々のお手入れや保管の際に気をつける必要があります。また、洗濯方法を誤ると縮んでしまうことも。
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天然素材のウールと比べて
アクリル生地は比較的安価合成繊維であるアクリルは大量生産が可能なため、ウールに比べて価格が手頃。
肌着のように「複数枚を毎日着回す」場合には、アクリルが使いやすそうです。
ちょっとした
お手入れのコツ

できるだけ摩擦を減らし
毛玉ができたらこまめに処理
アクリル商品の最大の敵は、何と言っても毛玉。洗濯の際は優しく手洗いするか、洗濯機で洗う場合は洗濯ネットを使用しましょう。袖や脇など生地が擦れやすい場所は摩擦によって毛玉ができやすいので要注意。
毛玉ができた場合は手でちぎったりせず、ハサミか毛玉取り器でやさしく取るようにしましょう。
*洗濯方法は必ず商品の洗濯表示をご確認ください。
エクスラン ノエール
アクリルのもつ軽さ&暖かさに
プラスして吸汗速乾性も
素材は東洋紡のアクリル繊維・エクスラン ノエール(静電防止加工)を使用。
アクリルのもつ軽さ暖かさはそのままに、「ふんわりソフトな裏起毛」「着心地快適な静電防止加工」
「さらっとした肌触り」「吸汗速乾性」 により、肌にやさしい上質の着心地をお届けします。
アンゴラ混
羊毛の約3倍と言われる高い保温性!
暖かくて蒸れにくい!
アンゴラうさぎの毛は内部に空気を含む性質があるため、ふんわり軽くて保温性に優れています。
表は保温性に優れたアンゴラ入りの毛混、裏は素肌にやさしい綿混でサラッとした肌触り。
2重編みなので中の暖かな空気を逃さず、寒い冬には欠かせない1枚。
ウール混
こだわりの日本製!
遠赤外線の保温効果でぽかぽかと暖かい
遠赤外線セラミックが練り込まれていてふんわり暖か。
袖口が細めになっているので風や冷気がすき間から入りにくく、
体が冷えるのを防いでくれる冬に欠かせない商品です。
トーア紡ウール 100%
天然素材、純毛100%ならではの
本物だけがもつリッチな風合いと暖かさ
弾力性があるためシワになりにくく、体にもしっかりフィット。
高い吸湿力をもちながらも保温性に優れていて、寒さから快適に守ってくれます。
水洗いしてもウールの持ち味を損なわない防縮加工糸「スーパーダイライン」を使用。